2016/09/15 18:12
連日、ドッグシャンプーの事を書いています。
犬がきてシャンプーをしなくては!(人間的心理)がありました。近所にある物を大よそ30種類見ましたが使えそうな物は一つもありません。自然なんとか優しい、子犬用…内容の解るヒトなので、面と向かい説教したい気分でした。
【買えない】という変な状況が半年続き、ある日気がつきました。何で内容物が解るのか?と、職業がシャンプーメーカーだったのです。ドッグシャンプーは酷いと嘆くより、もう作ろう!と、2日で売ってる物よりはイイ物ができます。
それから2年売っている物より少しイイ物しか出来ません。良い物を作ろうと面白い事してれば勝手にチームが出来ます。原料メーカー、工場、ケミスト、フレグランスの巨匠、植物療法の先生、プランナー、僕(ただの営業兼プランナー)など、どうせ皆仕事で会うのですから、これさぁ~~こうなんだけど…どう?犬はさぁ~と。みんな研究者達独特の探求心の塊でした。
ある巨匠のケミストに何時も相談し良くないのはヒト用をモデルにし改良していたからでした。2年間も。飽きずに仕事ついでに。一変したのがある動物用のシャンプー処方の特許を何時も相談していたケミストが持っていたのです。2年間忘れていたのです。
その処方は超コスト高でお蔵入りし現実味のない処方でしたが私は原料系のシャンプープランナーでもあり、うちの犬洗うのにコスト高なんて関係ありません。その辺に原料はあります。親会社の同僚に原料くれよ!とお願いし、今くれ。すぐくれ。
その足でビーカーワークで試作したものが今の原型となりました。もう50回以上試作を重ねてきてやっと…。納得出来る物が出来てきました。家の風呂場は何時もシャンプーだらけで愛犬のアイヌ犬ももう肌は良くなっていたのですが、2週間に1度洗われておりました。
人間用を改良する!スペシャリスト達の頭の中はそれしかなかったのです。
この状態はまさに、世でいう専門馬鹿です。
もう自分の犬を洗う事よりも、使命感の方が大きくあり自分の犬を洗うテーマは過ぎていました。世の中にちゃんとしたものがありません。再び挑戦が始まりました。物を作って売らなければなりません。